車中泊 普通の車で寝るためには


キャンピングカーは別として、普通の車は寝るためには作られてはいません。快適で安眠が出来る家で寝るような具合にはいきません。家で寝るのと決定的に違うこと、それは寝床の平ら具合です。
車によっては、シートがフルフラットになるものもあります。しかしながらシート自体にくぼみがあり、家の床のように完全に平らになるわけではありません。

普通の車で寝るためには
この様にフルフラットにしても凸凹があり、寝床は平らにはなりません。

車中泊で少しでも快適に寝るためには「いかに寝床を平らに出来るか」が重要になってきます。あわせて「家で寝るように完璧な快適性を求めない」ということも必要でしょう。車中泊だと割り切ってある程度のところで妥協する、また不便さを楽しむ大らかな気持ちを持って下さい。また不具合が出ても、「ここを改良して、次の時には不具合を克服するぞ!」といった向上心があると車中泊がすごく楽しいものになってくると思います。




ベッドメイキングをしてみよう!


下の図は、私の車中泊の方法です。
自分の車であれば、どのように寝るのが良いのかを検討してみましょう。

車中泊 ベッドメイキングの一例



車中泊 ボンゴフレンディ車内

2列目シートをフラットにし、3列目シートの座の部分と合わせてベッドにしています。




車中泊 快適性と迅速性の妥協点を見つけよう


往往にして快適さを求めるほど、ベッドメイキングは大掛かりなものになり、時間も要するものだと思います。長期間の車中泊であれば、疲れを蓄積させないためにも寝心地は重要です。手間がかかっても、安眠が出来ることに力点を置くべきでしょう。快適な寝床を作るために多くの時間・装備・労力をかける。短期間の車中泊旅であれば、そこまでして寝心地を追求する必要はない気がします。そこそこ快適でなお且つ迅速に準備ができる、といった車中泊スタイルも検討してみましょう。快適に寝ることと迅速なベッドメイキングを天秤にかけ、自分なりの妥協点を見つけて下さい。私はエアーベッドを使っていましたが、車中泊において迅速性を重視するようになりました。今はエアーベッドを使わず、上記のスタイルに落ち着いています。







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